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 技術コラム
 「ホームページ誰でも更新君」の開発を振り返って (2003.8.5)
2003年の1月にアイデアを出し、3月から開発を開始し、5月に特許出願を行ったホームページ簡単編集ソフトがようやく完成した。

情報化相談やセミナーを通して、ホームページに対する中小企業経営者の期待が大きいことを知っていたので、この領域で役に立つものを生み出せないかと考えたことが、開発の発端である。

「ホームページは、最初は専門の業者に作ってもらっても、更新は自分のところでできるようにならないと、費用もかかるし、タイムリーに更新できないですよ」と言ってきたが、ホームページ作成ソフトを使えるようになるまで時間がかかり、更新したホームページのファイルを公開用サーバのホームページ領域にコピーするのも難しいという現実があり、なんとかしたいと思ううちに、アイデアを思いついた次第である。

基本的な考え方として、パソコンを使える人なら誰でも簡単に既存のホームページを更新できることを優先した。そのため、機能は必要最低限に絞ることにした。

また、商店街のホームページでは、紹介している店舗情報が更新されないところが多いため、何とか店主自ら自分のお店の紹介情報を更新できないものかと考え、複数ユーザ版の「ホームページ誰でも更新君」では、ログイン時のユーザIDにより、編集できるホームページを制限できるようにした。

そして、変更があったことは、トップページを表示したとき同時に表示される別ウィンドウでわかるようにした。

操作性を優先するために、最初に必要な機能を洗い出し、インターネットで実現手段を探すという方法で開発を進めてきた。その結果、JavaScriptを多用することになり、ブラウザはInternet Explorer5以上となってしまったが、これはやむを得ないと思っている。

思うように動作せず、解決に何日も費やしたこともあったが、課題のない開発などはありえない。「ホームページ誰でも更新君」は、多くのサーバに設置できるようにするため、perl言語でプログラミングされている。これがPHPであれば中間言語化できるため、ソースコードを隠すことができるが、perlはそれができないため、ソースコードは丸見えである。苦労した結果をオープンにしているようなものである。

特許出願したので、類似製品を作るのは難しいため、ソースコード丸見えは仕方ないと考えている。

今後の課題は、「ホームページ誰でも更新君」をいかにして売るか、ということである。ホームページを更新したくてもできない中小企業は多い。この「ホームページ誰でも更新君」を使って、いつでも好きなときに自ら更新する人を増やすため、がんばる必要がある。

営業経験ゼロの技術屋であり、なにか開発しているほうが楽しいが、販売に時間をかける必要があると思っている。


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